奈良北部・北ー山の辺の道                     2016.9.30(金) 晴れ ひとり


山の辺の道の北コース(奈良ー天理)については以前から知っていたのだが放置していた。が、その後、近辺の山にも
登ったことから、どんなコースなのかなと感心も持ちだした。
最近は雨が多く、その合間をぬってふっと思い立って土壇場で計画していくケースが増えてきた。今回もそのひとつ。

このコースは東海自然歩道とダブッテもいるので標識も勘違いももとになっている。今回は間違って東海自然歩道
にはいるケース(Dの道)もあった。相当荒れているのでこれはおかしいとすぐ気づくのだが、
もともと荒れた道にあまり抵抗がないので「ままよ」と行ってしまう。

また、この北コースは近鉄のテクテクマップで10Kmづつの2枚に分かれているためか、接続部分にあたる円照寺近辺は
駅への道がはっきりしているようだが、連続していくコースはすっきりしていない。
この部分は古い標識がカバーしているようだが、どうも以前と違うということなのか、道が途中でなくなってしまうコース
を案内する。間違うひとが多いのでしょう。ネットでも紹介されていました。

もうひとつ気になっているのが、弘仁寺から白川ダム(白川溜池ともいう)への道は東コースと西コースがあるようです。
標識で見るかぎりはいずれも正解のようです。
あるいは山の辺の道と東海自然歩道は標識を共有化しているので、わたしの理解不足かもしれません。

疑問点をクリアにするためネットで調べてみました。どうもわたしの認識はほぼ正解のようです。最後に対比地図を
載せます。

 


コース

840近鉄奈良駅@ 900破石町バスA
912新薬師寺B 
921白毫寺(びゃくこう)C
950八阪神社G 955分岐H
1008分岐I 1022白山神社K
1031崇道天皇陵M 1050円照寺O
1109分岐P


CからF は東海自然歩道
J トイレ  L嶋田神社
N 間違い易い分岐(南行きがコース)





これらの地図の作成に当たっては、
国土地理院長の承認を得て、同院
発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を
使用したものである。
(承認番号 平17総使、第290号)

 
   コース


1121分岐(21)  1146弘仁寺(23)
1156分岐(24) 
1220-30古墳公園・昼食(28)
1249分岐(29)  1257分岐(30)
1310分岐(32)  1330豊日神社(36)
1346石上神社(38) 1420天理駅(39)






(25)トイレ (26)分岐  (27)分岐
(31)分岐 (33)(34)(35)分岐
(37)分岐


(21)と (22)の間
Aは東海自然歩道
Bが山の辺の道でしょう

(24)と (27)の間
Cコースが山の辺の道
Dコースが東海自然歩道でしょう

(33)と (35)の間
(34)経由は東海自然歩道
ny24経由が山の辺の道でしょう

   カシミールの記録



距離 21Km
時間 5:40
累積標高 600m


体感標高差 200m
     
荒池・浮見堂  ny-1  新薬師寺標識  同左
     
 B 新薬師寺  同左  B
     
 B  歴史の道、東海自然歩道、山の辺の道  宅春日神社
     
 C の手前  C 白毫寺(びゃくこう)  同左 D-F の東海自然歩道を行く
     
 東海自然歩道  東海自然歩道  東海自然歩道  天理方面に行く
     
 右手に生駒  D 東海自然歩道  D
     
 D  D 東海自然歩道です、ブッシュやぬかるみ
の覚悟が必要
 E 車道に
     
 東海自然歩道  東海自然歩道  東海自然歩道 ブッシュの典型
     
 東海自然歩道  東海自然歩道  F でようやく山の辺の道に合流
     
 G 手前  同左  G 八阪神社
     
 溜池沿いに進む  新薬師寺から弘仁寺までの山の辺の道のマップです。残念ながら弘仁寺以降のマップは
     
 なかったと思う  H フェンス ny7手前の分岐
     
 I近辺  同左  同左
     
     J
     
 J トイレ  K 白山神社  L 嶋田神社
     
 L  M 崇道天皇陵  
     
 N 分岐  本来のコースは南  間違って北東に進む  道が無くなってくる、山の辺の道ではブッシュが
ないはずと判断し引き返す
     
 N この標識が北東に進めと示していた  円照寺の参道に着く  同左
     
 O 円照寺  O 同左  参道の分岐から弘仁寺に向かう
   
   途中に大師堂  ここで昼食可  同左
     
 ny11  ny11  P 分岐
     
(21) 分岐  (21) 山の辺の道はBに進めとのこと
が、弘仁寺はA方向ゆえAに行く
(22) やはりコースはny14からくるようです
   
 (22)  弘仁寺の階段  (23) 弘仁寺 この寺を突っ切って天理に
行けという標識です
     
 (23)弘仁寺  同左  同左
     
 (24)分岐  この標識ではD(東)コースに行け
となっているが、トイレは西
 C(西)コースにも標識あり  (25) トイレ  東海自然歩道となっている
山の辺の道も東海自然歩道も(24)の標識に
反し、Cコースを示している
     
 (25) 従って、CとDのふたつのコースありと
思った方がよさそう
 (26) 分岐  (27) この標識ではDコースを指している
従って、天理側からくるとDコースに。
     
 (28) 古墳公園  白川ダム  同左
     
 白川ダム  ここもトイレ  白川ダム  
     
 (29) 分岐    (30) 分岐
     
 (31)    (32) 分岐
     
 (33) 標識に従うと(34)の山道にはいる  ここはまだましで相当荒れた道が続きます  (34) なぜか東海自然歩道の標識のみ
     
 (35) 再び合同の標識で右の写真のような道
が自然歩道の迂回路となっている
 (35) 結局は通ってきた荒れた道が正の道
で車道コースが迂回路ということか??
(ny24を通る道)
 
     
   (36)  (36) 豊日神社
     
 (36)  (37)  (37) 車道を東に
     
 (37)     
     
 (38) 石上神宮  同左  同左
    ピンク軌跡がネットで入手した
東海自然歩道です。


なお、上部地図で説明した
AコースとBコース の部分
については
Aが東海自然歩道ゆえ
ピンク軌跡とだぶっています。
Bが山の辺の道です




注;

東海自然歩道と山の辺の道
の差にこだわっているように
記載しましたが、記載した
ほどにはこだわっていません。
単なるご参考です。

ピンク軌跡のひとも豊日神社
近辺ではなぜか車道
を通っているようです。

但し、観光協会などの専門家
の皆さんにはこだわってもらわ
ないと標識そのものの否定
につながるでしょう。 


日記を整理して見えてきた
致命的な不備3点

@ 円照寺近辺のコースが
既存の標識で間違った道に
進みそう

A 弘仁寺から白川ダムへの
コースは東西あるようですが
トイレの活用などを考慮すれば
西ルートに固定すべき

B 豊日神社近辺の道を
33-34-35のルートに固定する
なら整備不良です。車道ルート
に変更すべき。
   
 白毫寺(びゃくこうじ)近辺 ピンクが東海自然歩道(寺の裏手
で北に行き戻っていますー道ロスト)
赤軌跡(わたし)がピンクと同じ道となっています。
 円照寺近辺、ほとんどピンク軌跡に同じですが
中央で赤軌跡が道を間違っているのがわかります
   
 弘仁寺と白川ダムの間、ピンクは東コース(Dコース)をとって
います。
豊日神社近辺
 皮肉なことにここではわたしが東海自然歩道&
山の辺の道、ピンク軌跡が車道を歩いています。